男性更年期障害Q&A

Q1.どの様な症状が、男性更年期障害では出るのですか?

抑うつ症状や、性欲低下、EDなどの性機能症状、易疲労感、筋力低下、睡眠障害などうつ病に似た症状を呈します。また更年期障害が続くと、うつ病を発症する事もあります。また「疲れ」、「無気力」などの不定愁訴として現れやすいため「仕事によるストレス」と、本人も周囲も考え更年期障害を患っていても、それに気付かないことがよくあります。


Q2.どの様な人が男性更年期障害を起こしやすいのですか?

更年期障害にかかりやすい男性は、几帳面でまじめ、完璧主義、あるいは運動不足の人に比較的多く見受けられる傾向があります。また、今までに激しい運動を行っていた方が、ぴったり止めてしまった場合にも見られます。


Q3.男性更年期障害の原因は何ですか?

女性に「エストロゲン」と呼ばれる女性ホルモンがあるように、男性にも「テストステロン」と呼ばれる男性ホルモンがありあます。男性の更年期障害は、ストレスや加齢によって、男性ホルモン「テストステロン」が減少していくことにより生じると考えられています。


Q4.診断はどの様な方法で行うのですか?

男性更年期障害の発見には、男性ホルモン(テストステロン)の血中濃度を調べます。血液検査で簡単に測定できますが、男性ホルモンは、日内変動があるため午前中に来院し採血を受けて下さい。結果が出るまでに約7~10日程かかります。


Q5.男性ホルモンの低下状態が続くとどの様な症状が出てくるのですか?

うつ病を発症したり、認知力低下、筋肉量.骨密度の低下、貧血がみられるようになります。脂肪量の増加を来すことによってメタボリックシンドロームの発症にも関与すると考えれています。


Q6.治療はどのようにするのですか?

男性ホルモンの注射薬(エナルモンデポー)を二週間に一回筋肉注射します。またプラセンタ注射を併用するとより有効です。症状に応じて漢方薬を使用します。

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深見医院

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