お知らせ
深見医院からのお知らせです。花粉症の対策
A.【外出時の注意】
(1). 花粉の飛散量は、日の出から徐じょに増えていき午後二時ころが最高となります。外出の際はこの時間帯をさけましょう。また花粉の飛散量は雨の日は少なく、雨上がりの翌日の天気のよい日には多くなるので注意しましょう。
(2). 外出の際は、マスク(花粉症専用または普通のマスクに水に濡らしたガーゼを内側に重ねたもの)やメガネ(フレームが顔の表面に密着したもの)をつけましょう。
B.【外出から戻った時の注意】
(1). 花粉を家に持ち込まないため、帰宅時外で洋服にブラシをかけましょう。
(2). 外出から戻ったら、手、顔を石鹸で洗いうがいをおこないましょう。また髪の毛には花粉が付着しやすいので、帰ったらブラッシングかシャワーを浴びその後着替えをしましょう。
C.【家庭での注意】
(1). 室内を清潔に保ちましょう。
花粉症の人の鼻には、花粉以外にもタバコの煙や部屋のダニ、カビ、ホコリなどが症状を助長する原因になります。
① 部屋を濡れ雑巾や化学雑巾で丹念に掃除しましょう。ハタキはホコリや花粉を舞い上がらせるのでよくありません。電気掃除機のフィルターは花粉が通りぬけてしまうので、使用時には窓を開け排気口が外を向くようにしましょう。
② エアコンのフィルターの交換はマメに行いフィルターに生えたカビの胞子を部屋にまき散らすことを避けましょう。空気清浄機を利用するのも有効です。
③ ダニが最もこのむジュータンの裏側や畳、フトンには、徹底的に掃除機をかけましょう。理想をいえばフローリングの床にするとよいでしょう。
④ 浴室の天井や壁、排水口、窓枠、押入れ、洋服ダンスのカビにはカビ取り剤を使用し、その後は防カビ剤を用いましょう。
(2). 加湿器を使いましょう。
加温された空気は鼻の粘膜を保護し、花粉やホコリによる鼻粘膜への刺激をやわらげます。乾燥した季節には加湿器を使用しましょう。
(3). フトン乾燥機を用いましょう。
花粉症のシーズンには、天気がよくてもフトンを外に干すのはやめたほうが無難です。フトン乾燥機はダニ退治にも効果がありまさに一石二鳥です。
(4). 洗濯物はなるべく外に干さないようにしましょう。
家庭用乾燥機を利用するのが良い方法ですが、ない方は、花粉の飛散の少ない朝早くから洗濯物を干しはじめ出来るだけ早めに取り込みましょう。
(5). ペットの毛やフケにも注意しましょう。
ペットの毛やフケは花粉症の症状を悪化させる一因となります。ネコなどを飼っている人は、こまめにシャンプーして抜け毛やフケなどを予防して下さい。
D.【花粉症に強い体質をつくる】
(1). 自律神経の働きをよくする為早寝早起きを励行し、食事も規則正しく食べ規律正しい生活をしましょう。
(2). 早歩きや縄跳びなどの適度な運動を行いましょう。また、乾布マサツや冷水マサツなども効果的です。
(3). 温度にたいする適応力を高め自律神経の働きをよくする為に出来るだけ薄着にし、エアコンの効きすぎに注意しましょう。
(4). 食事は野菜や海草を多め、タンパク質、脂肪は控え目にするようにしましょう。またアルコールやコーヒー、炭酸飲料などは、出来るだけひかえましょう。