平成24年度子宮頸がんワクチン・小児用肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチンの予防接種費用助成が始まりました(4月1日より)

接種費用助成対象者

接種日現在足立区民(住民登録または外国人登録のある方)で、

(1)子宮頸がんワクチン
接種を受ける時に中学1年生から高校1年生に相当する年齢の女子であること

(2)小児用肺炎球菌ワクチン
接種を受ける時に生後2か月から5歳未満であること

(3)ヒブワクチン
接種を受ける時に生後2か月から5歳未満であること

※ワクチンが不足気味のため来院またはTELにて予約後、来院してください。

小児用肺炎球菌ワクチンとヒブワクチンの接種について

接種の予定から遅れてしまったのですが、どうすればいいですか?

接種の間隔が、予定より多少開いたとしても、ワクチン接種を受けた後の免疫への効果には問題ないとされています。 病気から身体を守る免疫をつけるためには、感覚が多少ずれたとしても、なるべく早く接種を受けましょう。

  • なお、ヒブワクチンは、異物混入より製品の一部が回収された影響で、地域によっては一時的に供給量が不足している可能性があります。接種を希望する際には医療機関にご確認ください。

同時に複数のワクチンを接種できますか?接種しても大丈夫ですか?

小児用肺炎球菌ワクチン、ヒブワクチンや、DPT(3種混合)ワクチンなどのワクチンは、それぞれ別の日に接種できますが、医師の判断と保護者の方の同意によって、同時に複数のワクチンを接種することができます。同時接種は、早く免疫をつけたり、受診の回数を少なくするために行われます。

これらのワクチンを複数同時に接種すると、1つのワクチンを接種するより、発熱や注射したところの発赤などの軽い副反応が起こりやすいという研究報告もありますが、差がないとする報告もあります。重い副反応が起こりやすくなるという報告はありません。

  • 別の日に接種するには、原則として、小児用肺炎球菌・ヒブ・DPT(3種混合)などの不活化ワクチンの接種後は6日以上、BCG・ポリオなどの生ワクチンの接種後は27日以上の間隔をおくことになっています。

基礎疾患(持病)がある子どもは接種しないほうがよいのでしょうか?

基礎疾患のある方は、疾患によって、感染症にかかるリスクが高くなるため、髄膜炎や敗血症などの重い感染症を早くから防ぐことが大切ですが、ワクチンによる副反応についても、より注意が必要です。

例えば思い心疾患など、重い基礎疾患のある子どもへの予防接種は、日頃から基礎疾患の状態についてよく知っている主治医や、主治医と連携していて予防接種の経験のある医師等が、子どもの体調をよく確認して慎重に行う必要があります。

複数のワクチンの同時接種は、単独接種も考慮しつつ、医師が慎重に判断しますので、主治医とよくご相談ください。

  • 複数のワクチンの同時接種は、早く免疫をつけたり、受診回数を少なくする等を考慮して行われますが、同時接種で重篤な副反応が増えるわけではありません。万が一重い副反応が生じた際などに、単独接種の方が、どのワクチンの接種後に起こったのかが分かりやすくなることなども考慮されます。

予防接種費用助成について詳しくはこちらをご覧ください。

 

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深見医院

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